(株)新日本建物は7日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1~9月30日)の連結売上高は69億4,200万円(前年同期比60.6%増)、営業利益は3億5,200万円(前年同期:営業損失21億9,100万円)、経常利益2億1,900万円(同:経常損失23億2,500万円)、当期純利益2億1,800万円(同:当期純損失36億7,800万円)となった。
事業再生計画の初年度として黒字転換を果たすべく、流動化事業として専有卸物件およびマンション買取再販物件などの販売活動に注力。新規事業用地の仕入活動も積極的に推進し、棚卸資産積み上げを図った。
その結果、流動化事業では2件を販売、売上高33億5,300万円(前年同期比35.6%増)を計上。営業利益3億6,500万円(前年同期:営業損失15億7,900万円)となった。マンション販売事業では販売戸数99戸(前年同月比60戸増)となり、売上高31億9,200万円(同143.9%増)、営業利益2億1,200万円(前年同期:営業損失5,900万円)を計上した。
通期については、売上高215億円、営業利益10億2,000万円、経常利益7億3,000万円、当期純利益8億2,000万円を見込んでいる。