大和ハウス工業(株)は8日、2012年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は8,987億2,400万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は627億6,600万円(同34.0%増)、経常利益は627億1,400万円(同31.9%増)、同期純利益は324億1,500万円(同12.1%増)となった。
「東日本大震災復興への貢献」や「地域密着体制強化によるシェア拡大」、「海外への事業展開の加速」などを柱に、業績向上へ向けて取り組みを進行。
戸建住宅事業では、家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS、太陽光発電システムを搭載したスマートハウス「スマ・エコ・オリジナル」の発売を決定。
海外事業では、中国の大和房屋(常州)房地開発有限公司を設立し、分譲マンションと商業施設を開発することを決定した。また、アメリカやオーストラリアにおける基盤整備を推進。結果、増収増益を達成した。
通期は1兆8,000万円、営業利益は1,100億円、経常利益990億円、当期純利益475億円を見込んでいる。