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仲介事業・アセットソリューション事業が苦戦、減収減益/東建不販11年12月期第3四半期決算

 東京建物不動産販売(株)は、2011年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年1月1日~9月30日)の連結経営成績は、営業収益160億4,900万円(前年同期比▲21.0%)、営業利益15億5,800万円(同▲33.0%)、経常利益12億9,600万円(同▲34.5%)、純利益9億7,600万円(同▲34.2%)と大幅な減収減益。

 仲介事業では、法人仲介における投資用不動産等の大型案件の取引が減少。営業収益15億1,000万円(同▲34.9%)、営業損失2億3,800万円(前年同期:営業利益4億7,000万円)に。

 アセットソリューション事業では、販売用不動産の売却および出資先SPCからの配当収入が減少し、営業収益34億7,500万円(前年同期比▲54.8%)、営業利益9億7,100万円(同▲36.3%)にとどまった。

 販売受託事業では、首都圏を中心に引渡戸数が増加。営業収益20億4,900万円(同40.8%増)、営業利益2億3,500万円(前年同期:営業損失1億400万円)を計上したものの、全体をカバーするには至らなかった。

 通期については、営業収益265億円、営業利益22億円、経常利益18億円、純利益15億円を見込んでいる。


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