パナホーム(株)とトヨタホーム(株)は12日、分譲マンション「ネスティア菊名桜山公園」(横浜市港北区、総戸数67戸)の第一期分譲を開始した。両社が共同でマンション事業に取り組むのは今回が初。
同物件は、東急東横線・JR横浜線「菊名」駅より徒歩約7分の立地する鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建てのマンション。敷地面積2,722.99平方メートル、延床面積6,351.28平方メートル。
両社が戸建住宅事業で培った住まいづくりのノウハウや、健康・快適でエコな暮らしの提案を、パナソニックグループやトヨタグループの先進技術、設備で具現化している。
屋上には、1棟当たり5kWの太陽光発電システムを設置し、共用部の照明設備の電力補助として使用する。また、共用部および専有部の一部にパナソニック製LEDダウンライトを採用。屋外の機械式駐車場には、EV専用の充電スタンドも設置している。
また、専有部には、オール電化や電気使用量などがわかる「新エコマネシステム」を装備。全戸の玄関ドアに、トヨタ自動車(株)の開発によるスマートキーシステムを採用。システムキッチンやバスユニット、洗面ユニット、照明器具、電気設備にはパナソニック製品を採用している。
警備会社による24時間セキュリティで、全住戸の窓ガラスと玄関ドアには防犯センサーを設置。火災・防犯・非常などの異常を知らせる音声警報メッセージ機能と、留守中の来客者のメッセージ録音機能を備えた「カラーモニター付セキュリティインターホン」も装備している。
住戸専有面積59.11~81.27平方メートル。間取りは2LDK~3LDK、第1期販売価格帯は税込み3,370万~6,450万円。竣工は2012年3月、9月、入居は同年年3月下旬、9月下旬の予定。