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梁のない開口部を実現する新構法、横浜・大倉山のマンションで初採用/三井住友建設

「SuKKiT3」の構造イメージ
分譲マンション「パークホームズ大倉山」外観イメージ

 三井住友建設(株)は、梁のない開口部を実現する新構法「SuKKiT(スキット) 3フリーノンビーム」を、分譲マンション「パークホームズ大倉山」(売主:三井不動産(株)、横浜市港北区、総戸数177戸)で初採用したと発表した。

 「SuKKiT3」は、バルコニー側サッシ上部の大梁をなくし、建物耐力上バランスのとれた最小限のグリッドフレームを建物外側に組み込むことにより、開放的で自由度の高い住空間や特徴ある外観デザインを創造できる新構法。

 「SuKKiT3」が採用された「パークホームズ大倉山」は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上7階建て、延床面積1万4,939.43平方メートル。2011年4月に着工し、このたび躯体工事に着手し、販売開始となった。竣工は12年9月末の予定。

 SuKKiTには多数のバリエーションがあり、開放感や自由度のある住空間を、これまでと変わらないコストで実現することができる。既成市街地や郊外開発地域でもっとも需要の多い中高層集合住宅をターゲットとしており、同社は、今後もSuKKiTシリーズを中心に暮らしやすいマンションづくりを進めていく計画。


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