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アメリカの「LEED認証」で最高ランク「プラチナ」を取得/飯野ビル

「飯野ビル」外観

 飯野海運(株)は、同社が千代田区内幸町に所有する「飯野ビルディング」(以下、飯野ビル)の27階オフィスが、アメリカの環境対応評価システムである「LEED認証」のLEED 2009‐コマーシャルインテリアで、最高ランクの「プラチナ認証」を取得したと発表。LEED認証におけるプラチナ認証取得は日本国内初。

 飯野ビルは地上27階地下5階建てで、事務所・店舗・ホールからなる。延床面積10万4,000平方メートル。サステイナビリティ(持続可能性)を重視し、オフィスフロアにおけるベース照明にLED照明を全面採用、デシカント空調の導入、エコボイド利用による自然換気等の最先端設備・技術を導入、優れた環境性能と快適なオフィス空間を兼ね備えたビル。

 (株)日本政策投資銀行の「DBJ Green Building認証」におけるプラチナ認証をすでに取得しており、また建築環境総合性能評価システム(CASBEE)のSランク認定取得に向けても準備を進めているという。

 同社グループでは、今後も基幹事業の海運業および不動産業のそれぞれにおいて、引き続き環境負荷の低減に向けた取り組みを進めていく。


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