(財)日本賃貸住宅管理協会は21日、ベルサール八重洲(東京都中央区)で、平成23年度第3回「経営者・幹部・実務者セミナー」を開催、110名が参加した。
セミナーでは、同協会研修委員・(株)アズ企画設計代表取締役の松本俊人氏をコーディネーターに、(株)全国賃貸住宅新聞社取締役の榎本ゆかり氏、(有)タイコー代表取締役の櫻井泰行氏、(株)朝日リビング東京本社部長の原 泰之氏らパネリストが、「プロフェッショナルが語る! 賃貸管理業界における“これからの時代のリフォームとは”」をテーマにパネルディスカッションを行なった。
ディスカッションでは、リフォームの成功事例を紹介しながら、「低コストで付加価値のあるリフォーム提案」「女性目線、細やかな視点でのリフォーム提案」「震災後に高まった『安全』に対するニーズを満たす提案」など、今後のリフォームに必要な視点について議論した。
また、京橋法律事務所弁護士の犬塚 浩氏が、「原状回復ガイドライン再改訂版のポイント」をテーマに講演。具体的な改訂内容や実務的な変更点について述べるとともに、裁判事例の分析を実施し、ハウスクリーニング・鍵の特約や違約金支払条項の効力等について解説した。