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投資家の79%が「新規投資に積極的」/JREI調査

 (財)日本不動産研究所(JREI)は24日、「第25回不動産投資家調査結果」を発表した。アセット・マネージャー、年金基金、不動産開発業者、不動産賃貸、格付機関など216社を10月1日付けでアンケート調査。140社から回答を得た。

 「不動産への新規投資意欲に積極的」という回答は79%で、前回調査(2011年4月1日時点)より1ポイントアップした。「当面、新規投資を控える」との回答は17%(前回調査比4ポイントアップ)に留まり、依然として新規投資に積極的なスタンスであることが分かった。

 東日本大震災の影響については、「ほとんど影響はない」「影響はあったがすでに消えている」が併せて43%と、半数近い回答数が調査時点ですでに震災の影響はないとみなしている。

 また、政令指定都市、地方中核都市における標準的規模のAクラスビルの期待利回りは札幌7.0%、仙台7.3%、千葉6.9%、さいたま6.5%、横浜6.2%、名古屋6.4%、京都6.5%、大阪6.0%、神戸6.7%、広島7.0%、福岡6.5%、中核都市8.2%と、すべてのエリアで前回と同じ数値となった。


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