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分譲事業、海外事業の増収などで営業利益67%増/森ビル12年3月期中間決算

 森ビル(株)は24日、2012年3月期中間決算を発表した。

 当期(11年4月1日~9月30日)の連結営業収益は1,127億円(前年同期比10.3%増)、営業利益は分譲事業や海外事業の増益で344億円(同67.3%増)、経常利益は344億円(同99.0%増)、当期純利益120億円(同56.2%増)と大幅な増収増益となった。

 賃貸事業は、前期のテナント入居工事の反動などにより、営業収益537億円(同▲4%)。分譲事業は物件売却収入の増加で、営業収益364億円(同14%増)。施設営業事業は東日本大震災の影響もあり営業収益78億円(同▲16%)。海外事業はビル「上海環球金融中心」(中国・上海市)の一部床売却などにより、営業収益213億円(同165%増)を計上した。

 なお通期では、連結営業収益2,000億円、営業利益440億円、経常利益330億円、当期純利益140億円を見込んでいる。


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