不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

ヤマダ電機との提携に向け人員増強/エス・バイ・エル

「14年度には、売上棟数4

 エス・バイ・エル(株)は29日、2012年3月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(11年4月1日~9月30日)の連結売上高は215億3,200万円(前年同期比18.4%増)、営業利益は12億300万円(前年同期:営業損失2億1,800万円)、経常利益は10億8,700万円(同:営業損失4億100万円)、当期純利益は7億9,200万円(同:当期純損失9億5,500万円)。
 
 主力の住宅事業では、創業60周年記念モデル第1弾の「集い」の投入のほか、ブランド価値向上の取り組みを強化し、売上高184億4,400万円(前年同期比21.8%増)、営業利益13億8,700万円(同938.5%増)となった。リフォーム事業では、メンテナンス部門との連携強化やオーナーへの増改築を中心とした大型リフォームの取り組みを強化し、完全定額制の1棟まるごとリフォームサービス「リフォームすっきり君」の発売を開始。売上高28億6,200万円(同2.8%増)、営業利益2億1,500万円(同46.7%増)となった。

 説明会で挨拶した代表取締役社長・荒川俊治氏は、今後の展開について「ヤマダ電機との業務提携によって、出荷棟数増加に対応するため、人員を増やしている。来年4月には、新卒を130名程採用するなど、400名体制にしていく。また、滋賀工場の操業を再開し、生産能力を向上させる。今後は、中期経営計画として14年度に売上棟数4,900棟、売上高1,760億円を目指していく」などと述べた。

 なお通期では、連結売上高410億円、営業利益11億円、経常利益9億円、当期純利益6億円を見込んでいる。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら