東急リバブル(株)は29日、東急沿線の住宅地および中古マンションの価格をまとめた定点観測データを同社ホームページ上に公開した。
同社では、以前より首都圏の住宅地および中古マンションの価格をまとめた定点観測データを公表していたが、同社のブランドエリアである東急沿線での豊富なデータを活かし、公開したもの。標準的な住宅地および中古マンションを観測ポイントと定め、周辺の同種同等の成約事例を利用した適切な補正を行ない、標準的な価格を算出、その推移を半年ごとにまとめている。
観測ポイントも、これまでの定点観測での住宅地6地点・中古マンション16地点から、住宅地33地点・中古マンション34地点へとそれぞれ大幅に増やし、同沿線の急行停車駅を中心としたデータをほぼ網羅した。また沿線マップ上で観測データを表示することにより、沿線全体の価格変動率を俯瞰できる他、前年および半年前の価格を一覧で表示し、時系列的な推移を参照できるようにしている。