不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

事業再生計画案を策定/明豊エンタープライズ

 (株)明豊エンタープライズは7日、5日に支援スポンサーとして(株)ハウスセゾンおよびフィンテックグローバル証券(株)を選定したことを受け、スポンサーの意向を反映した事業再生計画案を策定したと発表した。

 スポンサー支援の方法については、第三者割当による6億円の新株発行としており、割り当て予定先はハウスセゾン。それにより議決権保有割合は51%超となる予定。

 同社は、「産業活力の再生及び産業活動の革新に関する特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)」による事業再生を目指し、事業再生ADR手続きの対象債権者である金融機関と協議を進行中であるが、スポンサーが確定したことで、スポンサーの意向を反映した事業再生計画案を策定したもの。1月31日開催予定の第3回債権者会議(事業再生計画案の決議のための債権者会議)における対象債権者合意による成立を目指す。

 今後はグループの強みである不動産(住宅)分譲事業を基盤に据え、短期間での資金回収が見込めるタウンハウス事業、中古マンションリニューアル分譲事業を主力事業と位置付け、これらに経営資源を集中、さらなるコスト削減に努めていく。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら