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制震システムや太陽光発電の搭載率が上昇。増収増益に/積水ハウス12年1月期第3四半期決算

 積水ハウス(株)は8日、2012年1月期第3四半期決算を発表した。

 当期(11年2月1日~10月31日)の連結売上高は1兆1,120億9,100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は497億400万円(同69.9%増)、経常利益7498億5,600万円(同71.0%増)、当期純利益は248億4,700万円(同83.4%増)。

 当期は、住宅の安全・安心・快適に対する意識や災害発生時等におけるエネルギーの重要性が高まっていることから、建物の変形を半減させることができる同社オリジナルの制震システム「シーカス」搭載住宅や、太陽光発電システムまたは家庭用燃料電池エネファーム搭載した住宅「グリーンファースト」などの販売を積極的に推進した。

 その結果、「シーカス」搭載率の上昇、太陽光発電と家庭用燃料電池を組み合わせたダブル発電の受注増加、被災地における復興需要の増加、都市部における賃貸住宅の需要増加などの結果、増収増益となった。
 
 通期については、売上高1兆5,200万円、営業利益680億円、経常利益685億円、当期純利益355億円を見込んでいる。


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