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東京のオフィスビル空室率、2ヵ月連続の上昇/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は9日、2011年11月末時点のオフィスビル市況調査を発表した。
 
 東京ビジネス地区(都心5区)の平均空室率は8.90%(前月比0.12ポイント上昇)と、2ヵ月連続の上昇となった。既存ビルの解約の動きが相次ぎ、1ヵ月間で空室面積が約9,200坪増加したことが要因。平均賃料(坪単価)は1万6,973円(▲38円)となった。

 一方、大阪ビジネス地区の平均空室率は11.27%(同0.51ポイント改善)となった。当月は統合や自社ビルからの移転に伴う大型需要が見られ、大阪ビジネス地区全体の空室面積が約1万1,000坪減少したため。平均賃料は1万1,705円(▲2円)となった。


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