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LPガスによるエネルギーシステム導入した「防災賃貸マンション」を開発/スターツCAM

ガス発電機イメージ

 スターツCAM(株)は9日、免震構造を導入したマンションに防災設備を付加、地震災害時でも入居者が通常時に近い生活を送れることと目指した「防災賃貸マンション」を開発、販売を開始すると発表した。

 同マンションは、岩谷産業(株)の開発したLPガスによる「災害対応型エネルギーシステム」を採用。地震災害時に都市ガスや電気の供給が遮断されるような事態が発生しても、各住戸や共用部のエレベーター設備などへの電力供給など、最低限のエネルギーを早期に確保する体制を整えた。

 「災害対応型エネルギーシステム」とは、敷地内に大型LPガスタンクとガス発電機を設置し、常にエネルギー源であるガスをストック。そのガスを利用し発電することで、ガスと電力を確保する。同システムを供給する岩谷産業は、災害時に強いLPガス充鎮センターを保有しており、エネルギーの安定供給体制を整備している。


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