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東京・東雲の超高層タワーマンション、1期250戸を即完/野村不動産

「プラウドタワー東雲キャナルコート」完成予想図

 野村不動産(株)は12日、分譲マンション「プラウドタワー東雲キャナルコート」(東京都江東区、総戸数600戸)1期250戸が即日完売したと発表した。

 同物件は、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩11分に立地する地上52階建ての超高層タワーマンション。東京都が定める「東京都マンション環境性能表示制度」(2009年度基準)のすべての評価項目において“3つ星”を取得した都内初のマンション。震災後に実施したアンケートに基づき、新たに地盤改良工事の範囲を広げるといった液状化対策や、タワー内に9ヵ所の防災倉庫を設置するなどの防災対策を充実させた。

 第1期登録は12月3~10日にかけ行なわれ、登録申込数280件を集め、最高倍率3倍、平均倍率1.12倍で即日完売した。販売住戸の専有面積は58~103平方メートル(2LDK~4LDK)。最多価格帯は5,500万円台だった。

 同社は、1期の即日完売について、(1)都心への交通利便性、生活利便性、(2)液状化対策・防災対策、(3)環境配慮・節電仕様の導入、などが評価されたとしている。

 なお、同物件は今年9月のモデルルームオープン以来約4,700組が来場しており、第2期販売も12年2月中旬に行なう予定。


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