サーラ住宅(株)は13日、2011年10月期決算を発表した。
当期(10年11月1日~11年10月31日)は、連結売上高295億3,100万円(前期比0.8%増)、営業利益7億4,500万円(同82.0%増)、経常利益7億6,200万円(同84.8%増)、当期純利益4億400万円(同108.1%増)。販管費を中心としたコスト削減等が奏功し、最終黒字となった。
住宅事業は、注文住宅の引渡棟数が前期に比べ減少し、売上高は158億7,500万円(同▲3.6%)にとどまったが、原価低減の取り組みによる注文住宅、分譲住宅の売上総利益率の上昇等により、営業利益は5億9,900万円(同55.1%増)となった。
住宅部資材加工・販売事業では、工事分野の充実とリフォーム需要の拡大による販売強化に取り組み、売上高136億5,500万円(同6.5%増)を計上。また、キャンペーンや集中購買等による売上総利益率改善などに取り組んだ結果、営業利益は1億5,600万円(前期:営業損失400万円)に改善した。
次期は、売上高310億円、営業利益7億1,000万円、経常利益7億1,000万円、当期純利益3億9,000万円を見込む。