近鉄不動産(株)、野村不動産(株)、三菱商事(株)、近畿菱重興産(株)、(株)長谷工コーポレーションは13日、JR「尼崎」駅北側の大規模再開発エリア「あまがさき緑遊新都心」において共同で開発を進めていた「尼崎D.C.プロジェクト」(兵庫県尼崎市)の各街区の正式名称が「尼崎D.C.」に決定したと発表した。
同プロジェクトは、開発面積約1万8,600平方メートル、総計画戸数883戸(予定)の集合住宅計画。潮江緑遊公園を囲む3つの街区(A、B、C街区)からなる、「エコ・環境」「防災」「子育て」「コミュニケーション」をコンセプトとした、都市景観・防災機能を備えたまちを開発するもの。特にC街区では、再生可能エネルギーと高効率分散電源による熱利用システムを導入。マンション共用部分に保育園を誘致するなど、「エコ生活」と「子育て支援」を柱とした住宅の提供を目指す。
A街区の「尼崎D.C.パークフロント」は、鉄筋コンクリート造地上15階建て。総戸数59戸、間取りは3LDK・4LDKで、竣工は2013年2月の予定。
B街区の「尼崎D.C.パークイースト」は、敷地面積3,112.99平方メートル、鉄筋コンクリート造地上20階建て。総戸数153戸、間取りは2LDK+N~4LDKで、竣工は13年7月の予定。
C街区の「尼崎D.C.グランスクエア」は、鉄筋コンクリート造地下1階地上20階建て。総戸数671戸、間取りは2LDK+N~4LDKで、竣工は14年2月(第1工区)、14年6月(第2工区)の予定。
なお、A・B街区については12年2月より分譲を開始する。