森ビル(株)は15日、同社が管理運営する4つの都市施設(六本木ヒルズ、アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズ、元麻布ヒルズ)を、東京都内の民間施設として初めて、日本鳥類保護連盟主催「バードピア」に登録したと発表した。
バードピアは、バード(野鳥)とユートピア(楽園)を組み合わせた造語で、主に都市域など人の生活、生産などの活動に供されているさまざまな場所を、本来の目的に支障のない範囲で有効活用し、配慮、工夫しながら鳥たちが棲みよい環境をつくり管理していく場所のこと。2011年1月に登録推進活動を開始、12月1日時点で140ヵ所が登録されている。
同社は、「Vertical Garden City(立体緑園都市)」のコンセプトのもと、オープンスペースや建物屋上を積極的に緑化し、生物多様性等にも配慮する緑豊かなまちの実現をめざしており、こうした取り組みをより推進するにあたり、「バードピア」の活動主旨に賛同したもの。