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ベトナムのオフィスビルと国内高齢者施設を取得/ダイビル

「サイゴン・タワー」外観
「くらら鷺沼」外観

 ダイビル(株)はこのほど、ベトナムのオフィスビル「サイゴン・タワー」を2012年1月初旬に取得予定であることと、介護付有料老人ホーム「くらら鷺沼」(川崎市宮前区)を12月2日に取得したことを発表した。

 同社は、10年度からの中期経営計画において「成長市場への進出」を掲げ、アジアの成長市場での賃貸オフィスビル事業の展開、ならびに少子高齢化によって生み出されるビジネスの開拓を検討してきた。その一環として、今回の取得に至ったもの。

 「サイゴン・タワー」は、ホーチミン市1区に位置するAクラスのオフィスビルで、敷地面積約1,900平方メートル、延床面積約1万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地下2階地上18階建て。本取得により、プロパティマネジメント・ノウハウの移転を進め、ベトナムにおける賃貸オフィスビル事業を展開していく。

 「くらら鷺沼」は、首都圏のベッドタウンとして良好な住環境が整ったエリアに位置する介護付有料老人ホーム。敷地面積約1,300平方メートル、延床面積約2,600平方メートル、鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て。本取得を機に、需要の高まるシニア向け施設の取得および開発を継続し、社会的要請に応えながら、賃貸住宅分野での収益基盤の拡大を目指す。


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