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ロンドンでオフィスビル開発事業用地を取得/三井不動産

「(仮称)マークレーン開発計画」完成予想イメージ

 三井不動産(株)は20日、英国子会社「Mitsui Fudosan UK」(英国三井不動産、代表者:山田秀人氏)を通じ、ロンドンにおけるオフィスビル「(仮称)マークレーン開発計画」の開発用地を取得したと発表した。

 同社グループは、ロンドンにおいて、現地有数のディベロッパーのスタンホープ社と資本提携し、「5ハノーバースクエア」(2012年春竣工予定)や、11年11月に取得した「(仮称)ムーアゲート開発計画」(13年末竣工予定)などのオフィスビル開発事業を推進しており、本物件が、ロンドンにおける3件目のオフィスビル開発となる。

 「(仮称)マークレーン開発計画」は、「ロイズ保険組合」等の保険関連機関が集中するエリアの中心に位置する、地上16階地下1階建てのオフィスビル。「フェンチャーチ・ストリート」駅に隣接する交通至便な立地が特徴で、敷地面積約503坪、貸付面積約4,958坪。上層階に設置予定のテラスからは、テムズ川やロンドン・ブリッジなどのビューを望める。

 12年7月に既存建物の解体に着工、13年1月に本体着工、14年秋に竣工を予定している。


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