京王電鉄(株)は12月26日、東京電力(株)との間で、東京電力が保有する(株)リビタ(東京都渋谷区、代表取締役:遠藤和人氏)の株式取得に関する株式譲渡契約を締結。同社を子会社化する。株式譲渡実施は1月初旬を予定。
京王電鉄は、同社事業の柱である不動産関連ビジネスの方向性として、成長分野である住宅リノベーション事業に軸足を置くことを目指している。そこで、リビタを子会社化することにより、同社の持つ高い企画力と京王電鉄グループとの相乗効果で、既存事業基盤のさらなる拡充と、沿線外への事業領域拡大を加速させる。
京王電鉄の取得株式数は13万7,774株で、総発行株式数の91.0%。東京電力は引き続き同社株式の5.0%を、同じく株主の(株)ザイマックスも4.0%を保有し、3社共同で経営を行なっていく。
なお、今回の子会社化に伴い、リビタの代表取締役には、京王電鉄開発推進部長の南 佳孝氏が就任する。