野村不動産(株)、神鋼不動産(株)、近畿菱重興産(株)、MID都市開発(株)は12日、4社が共同開発している神戸市で最大規模の分譲マンション「プラウドシティ神戸名谷」(神戸市須磨区、総戸数434戸)の概要について発表した。なお、野村不動産のマンションブランド「プラウド」シリーズの中で「プラウドシティ」名での開発は神戸で初となる。
「プラウドシティ神戸名谷」は、鉄筋コンクリート (一部鉄骨造) 地上15階建ての分譲マンション。神戸市営地下鉄西神・山手線「名谷」駅徒歩4分に位置する、市立神戸工業高校跡地(敷地面積1万7,500平方メートル超)の再開発プロジェクトとなる。
電気を【へらす】【つくる】【ためる】という3つの考えをもとにさまざまな仕組みを導入。暮らしの“心地よさ”を支える「安心感」、「省エネルギー」、「防災性」、「経済性」を追求し、オール電化を採用。従来よりも高い水準の断熱性、高効率エアコンなどの機器を標準採用、さらにオプションで高効率な家電や照明などを設置することにより、消費電力最大40%の削減を実現する。また、太陽光発電とパワコン一体型リチウムイオン電池を連動させる新しい蓄電システムを初採用することで、“次代の環境配慮型スマートライフ”を創出する。
そのほか、プレイロット、ゲストルーム、共同菜園、キッズコーナーなど、大規模ならではの多彩な共用施設を設ける。
専有面積は67.80~93.94平方メートル、予定最多価格帯は3,000万円台。11年12月より工事に着手しており、12年5月下旬に販売開始、13年9月に竣工、入居(第I工区)を開始する予定。