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「東急プラザ 表参道原宿」4月18日開業。ファッション、カルチャーの情報発信地へ/東急不動産

「日本のファッション・カルチャーの中心的な情報発信地としていきたい」と話す同社代表取締役社長・金指 潔氏
「東急プラザ 表参道原宿」外観イメージ
屋上に誰もが気軽に利用できる憩いの広場「おもはらの森」を設置している
旬なモノ・コトを発信・提案するポップアップスペース「OMOHARA STATION」。同名称には、渋谷・表参道エリアを訪れる人が立ち寄る「街の駅」のような存在になってほしいという願いが込められている

 東急不動産(株)は12日、商業施設「東急プラザ 表参道原宿」(東京都渋谷区)を4月18日に開業すると発表した。

 同施設は、JR山手線「原宿」駅徒歩4分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅徒歩1分に位置する、明治通りと表参道の交差点角地に立地。建築面積1,662.98平方メートル、延床面積1万1,852.34平方メートルの地下2階地上7階建て。

 “「ここでしか」「ここだから」をカタチに”を開発コンセプトに、日本のファッション・カルチャーの情報発信拠点にふさわしい初出店・新業態を取り揃えた27のテナントで構成。ファッションブランドの「トミー ヒルフィガー」など3ブランドの旗艦店や、“世界一の朝食”と称されるリコッタパンケーキなどを提供する「bills(ビルズ)」も入居する。旬なモノ・コトを発信・提案し続けるポップアップスペース「OMOHARA STATION」を設置し、人気ブランドの日本初上陸や最旬ブランドショップなどを紹介していく。

 また、誰もが気軽に利用できる屋上テラス「おもはらの森」をはじめ、自然を感じられる7つのテラスを設置するなど、明治神宮の森や表参道の欅並木という緑多きエリア環境を承継した施設にしている。

 同社は「東急プラザ」創業50周年を機に開業する「東急プラザ 表参道原宿」を、次代にふさわしいSCへと進化するためのリブランドの先駆けとしたい考え。

 同日開催された発表会冒頭に挨拶した同社代表取締役社長・金指 潔氏は、「当施設は、同社の創業より受け継がれる『まちづくり』のDNAを深化させ、“地域と環境とが共生した施設”となる。世界に向け、日本のファッション・カルチャーの中心的な情報発信地となることを期待したい」など抱負を述べた。


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