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オーストラリアで初の海外分譲事業を展開/NTT都市開発

 NTT都市開発(株)は12日、オーストラリア・メルボルン市近郊において宅地分譲事業を展開すると発表した。国際事業の推進に向けたもので、同社の海外分譲事業第1弾となる。

 同社100%出資の現地法人「ユーディーオーストラリアピーティーワイリミテッド」(英語名:UD Australia Pty Limited、代表:小笠原洋志氏)が、住友林業(株)のオーストラリア現地法人であるSUMITOMO FORESTRY AUSTRALIA PTY LIMITEDが出資する会社と共同で宅地開発会社を設立し、事業用地を取得し、実施する。ユーディーオーストラリアピーティーワイリミテッドの持分は50%。

 物件はメルボルン市CBD(業務中心地区)から南東約45kmの住宅地と牧草地が混在するエリア。総開発面積40万5,700平方メートルで、367区画を分譲する。
 
 同社ではオーストラリアの経済成長が安定していることや同市が人気の高い都市であることなどから、約70億円の事業収入を見込んでいる。

 販売開始は12年、事業完了は16年の予定。


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