野村不動産レジデンシャル投資法人（NRF）は13日、2011年11月期決算を発表した。
当期（2011年6月1日～11月30日）の営業収益は44億4,500万円（前期比▲1.5％）、営業利益20億9,800万円（同▲3.6％）、経常利益14億7,900万円（同▲4.8％）、当期純利益14億7,700万円（同0.8％増）、1口当たり分配金1万1,770円（同94円増）となった。
当期は、「アーバンステージ上前津」（名古屋市中区）、「アーバンステージ玉造」（大阪市中央区）の2物件・21億5,600万円（取得価格の合計）を取得。その結果、当期末時点の資産規模は145物件・1,350億4,600万円（取得価格ベース）となった。一部住戸での募集条件の機動的見直しや、バリューアップ工事の実施、入替期間の短縮化等に努めた結果、ポートフォリオ稼働率について、前期と同様96.8％を達成した。
次期については、営業収益51億8,600万円、営業利益24億8,800万円、経常利益18億1,500万円、当期純利益18億1,400万円、1口当たり分配金1万2,018円を見込む。