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IKEAのキッチン標準装備した若年層向け住宅を発売/スウェーデンハウス

「SAKITATE interior designed by イケア」外観イメージ
モデルハウスのキッチンとダイニング
「SAKITATEのもう一つのブランドとして、販売拡大につなげていく」と述べるスウェーデンハウス(株)常務取締役執行役員営業本部長の小島敏之氏

 スウェーデンハウス(株)は、世界最大の家具店イケア・ジャパン(株)と提携。2011年9月発売の「SAKITATE(サキタテ)」に、イケアのキッチンを標準装備した「SAKITATE interior designed by イケア」を21日より発売する。16日、実物大モデルハウス(神奈川県大和市)を報道陣に公開した。

 「SAKITATE」は、20歳代~30歳代前半の若い世代の多様化する好みに対応した住宅。将来の間取り変更を想定して、間仕切りが少ないオープンな間取りを基本に、ライフステージに合わせカスタマイズしながら家族と一緒に成長していく家を提案している。販売価格は1,942.5万~2,184万円(税込)。

 「SAKITATE interior designed by イケア」は、顧客がイケアストアで使い勝手を確認したうえで、お気に入りのキッチンを自由にコーディネートできるもの。13種類の扉と19種類の取っ手、ワークトップ(天板)8種類などを組み合わせ、自分好みのキッチンを店頭価格でつくることができる。

 また、購入者には10万円分のイケアギフトカードを進呈。スウェーデンハウスの社員が、住宅の図面などを事前に専属のイケアコーディネーターに伝え、顧客の住宅に合うように、家具などをコーディネイトするサービスも行なっていく。

 見学会で挨拶したスウェーデンハウス常務取締役執行役員営業本部長の小島敏之氏は、「SAKITATEは、受注棟数が12月末時点で40棟弱。月10棟の受注ペースで、好調なスタートを切った。SAKITATEがきっかけとなり、全体の受注棟数も12月時点で4ヵ月連続で前年を上回っている。同じスウェーデンの会社で、世界的な企業であるイケアさんと協力できたことを嬉しく思う。SAKITATEのもう一つのブランドとして、販拡につなげていきたい」などと述べた。

 なお、販売エリアは、関東と静岡県。販売計画数は50棟。


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