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米国ワシントンD.C.にあるオフィスビルを取得/三井不動産

オフィスビル「ホーマー・ビルディング」外観

 三井不動産(株)はこのほど、米国子会社のMitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:吉田幸男氏)を通じ、ワシントンD.C.にあるオフィスビル「ホーマー・ビルディング」を取得したと発表した。

 同社グループは、海外事業を成長分野の一つに位置付け、米国ではニューヨーク、ワシントンD.C.、サンフランシスコの3都市において、これまで5棟のオフィスビルを保有。賃貸事業を展開している他、ハワイにてハレクラニホテルを含む2棟のホテル事業を行なっている。

 今回取得した物件は、1913年(90年に改修を実施済)竣工の地上12階地下5階建てのオフィスビル。地積約1,217坪、貸付面積約1万1,855坪。建物は、歴史的建築を一部残した重厚なデザインの外観や、ロビー吹き抜け部が特徴となっている。

 同社のワシントンD.C.におけるオフィスビル事業は今回が3件目。同社グループは、ワシントンD.C.をニューヨークと並ぶ米国の重要拠点と位置付け、今後も地元有力ディベロッパー「アグリッジ」とのパートナーシップを強化し、さらなる事業機会の獲得を目指していく。


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