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ミッドタウンに、ユーザーの声を生かしたオリジナル商品を展示/三井不レジ

説明会の冒頭、「マーケットは回復基調だが、安定供給のためには、魅力的な商品で他社との差別化を図っていくことが必要。今回の展示会を機に、多くの方々に『パークホームズ』の魅力をより深く知っていただきたい」と挨拶した、同社取締役・常務執行役員の井上 徹氏
「MOC KITCHEN 2012」のオール引き出し式キャビネット。音を立てずに閉まるブルモーション機能を採用している
「MOC COLOR TASTE 2012」の室内ドア(エッセンシャルベージュタイプ)。少し乾いた手触り感のある素材を採用し、自然な風合いを追求した

 三井不動産レジデンシャル(株)は、1月20日(金)~22日(日)の間、基幹ブランド「パークホームズ」の展示イベント「パークホームズ EXPO 2012 ~すまいとくらしの未来へ」を、東京ミッドタウンで開催する。開催に先立って19日、プレス向けに説明・内覧会を行なった。

 同イベントでは、ユーザーとのコミュニケーション活動によって得られた声を住まいづくりに活かす取り組み「MOC」を通して開発されたオリジナル商品「MOC KITCHIN 2012」と「MOC COLOR TASTE 2012」を展示。「MOC KITCHIN 2012」は、手入れが楽なフィルターレスレンジフードやフラットキッチンパネル、チャイルドロック付きのシンク前包丁収納など、使いやすい工夫の詰まったキッチン。「MOC COLOR TASTE 2012」は、全6色の内装カラーテイスト・室内ドアで、ユーザーの意見を取り入れながら、素材自体の個性を大切に作られている。
 そのほか、「MOC」により商品開発されたキッチンや建具、家具転倒防止金具や、コミュニティや緑化へのこだわり等、今後の「パークホームズ」の新たな取り組みが分かる多数のコンテンツを展示する。

 説明会の冒頭、同社取締役・常務執行役員の井上 徹氏は「『パークホームズ』の商品開発は毎年行なっているが、さらなる強化を図るため、ソーシャルネットワークサービスを利用した新しいマーケティングの導入や、オリジナル商品の開発などにより、『MOC』の取り組みをさらに進化させていく。年間5,000戸程度を安定的に供給していくには、魅力的な商品で差別化を図っていくことが必要。今回の展示会を機に、『パークホームズ』の魅力をユーザーの方々により深くアピールしていきたい」と述べた。

 なお、「MOC KITCHIN 2012」と「MOC COLOR TASTE 2012」は、首都圏の「パークホームズ」に2月から導入。地震時に家具等の転倒を防ぐ「MOC 家具転倒防止グリップウォールシステム(仮称)」(特許申請中)は、今夏より導入を予定している。


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