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分譲マンション検討者、購入意欲は堅調に推移/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は1日、「マンション購入に対する意識調査結果」を公表した。同社が運営する「住まいサーフィン」で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者向け調査。

 1年後の物件価格に対する意識は、「下がる」との回答が23.8%で前回調査時(2011年10月)より3.2ポイント減少する一方、「横ばい」回答が47.5%(前回比5.9ポイント増)と過半数を占めた。

 「今は買い時だと思うか」との問いでは、「買い時」「やや買い時」の合計が54.0%(同変動なし)、「どちらでもない」が31.0%(同3.0ポイントアップ)となり、震災後回復した買い得感が維持されているとした。一方、検討者の購入意欲については、「増している」「やや増している」が62.4%と前回調査より微増した。

 今回の調査結果について同社は「震災対応マンションや新しいコンセプト(太陽光発電、売電、消費者志向など)のマンションは以前より増えたとの回答が約8割に達しており、消費者ニーズを満たす物件が増えていることが、買い時感を維持し、購入意欲を徐々に刺激する要因となったと推測される」としている。


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