野村不動産(株)は3日、「大泉学園駅北口地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合の設立認可を受け、参加組合員として事業に参画すると発表した。
同事業は、練馬区の地域拠点である、西武池袋線「大泉学園」駅前に周辺土地利用と調和した施設や商業住宅、公益施設等を整備し、練馬区の地域拠点にふさわしい高度利用および都市機能の更新を図るもの。施行区域は0.8haで、ここに敷地面積5,110平方メートル、延床面積3万7,600平方メートル、地上27階地下3階、住宅(約170戸)、商業施設、区民事務所等からなる複合ビルを建設する。北口駅の歩行者専用デッキと接続することで、来街社の利便性や回遊性、安全性を図る。
同社は以前より本地区内に賃貸用不動産を所有しており、権利者として再開発に関わっており、2011年に参加組合員予定者に選定。今回の組合設立により住宅部分の保留床を取得している。
着工は12年12月、竣工は15年3月を予定している。