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「パークハウス千里中央」が環境省「省エネ・照明デザインアワード」優秀事例に/三菱地所レジデンス他

「パークハウス千里中央」外観
サンクス・ガーデン(中庭)全体鳥瞰。夜間景観

 三菱地所レジデンス(株)は6日、鹿島建設(株)と共同で開発した分譲マンション「パークハウス千里中央」(大阪府豊中市、総戸数363戸)が、環境省が実施する「平成23年度省エネ・照明デザインアワード」の「まち、地区、その他部門」の優秀事例として選出・表彰されたと発表した。

 同アワードは、CO2排出量を抑えた省エネ型の照明を率先して導入し、優れた省エネ効果と高いデザイン性の両立を達成している施設を表彰するもの。

 「パークハウス千里中央」は、外構共用部照明設備に省エネ性能に優れたLED器具・コンパクト蛍光灯器具を採用することにより、従来と比べて電力量を20%削減し、またLED器具の採用でメンテナンスを約10年不要としたことでランニングコストの削減も実現。省エネ効率を高めたことと豊かな夜間景観を両立させた点が評価された。
 なお、中庭全体では、ゾーン毎に構成された修景木にライトアップを点在させ、立体的な明るさを演出。安全が求められる夜間の住民通路には、均整度に配慮した照明を配置した。

 同物件は、北大阪急行線「千里中央」駅徒歩5分、大阪モノレール「千里中央」駅徒歩9分。敷地面積1万9,624.64平方メートル、専有面積74.14~126.18平方メートル。竣工は2011年11月、入居開始は12年1月。


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