(株)読売広告社都市生活研究所はこのほど7回目となる「マンション契約者600人調査」の2012年調査を実施、その結果を公表した。
10年および11年に新築マンションを契約した「契約者本人」もしくは「その配偶者」で、30歳以上の男女を対象に実施したもの。対象エリアは首都圏。回収本数は600サンプル。
「ディベロッパー・マンション業界全体の信頼性」について、「とても信頼できる」「やや信頼できる」の合計が76.8%となり、前年比で3年連続の上昇に。
また購入時期が震災前か後かでも、「信頼できる」との回答は、震災前購入(11年3月以前)では「とても信頼できる」「やや信頼できる」の合計が74.8%であったが、震災後は78.5%と増加。震災によるマンション建物への被害が軽微であったこともあり、耐震性能が実証されたことがスコア上昇の背景にあると分析している。