東京都は6日、2011年および同年12月の新設住宅着工統計を発表した。
同年の新設住宅着工戸数は13万700戸(前年比9.0%増)と2年連続で増加した。持家は1万9,160戸(同▲4.9%)と4年ぶりに減少、貸家は4万9,009戸(同0.0%)と前年並みだったが、分譲住宅が6万1,509戸(同23.1%増)と2年連続の大幅増となり、牽引した。
分譲住宅のうちマンションは4万1,649戸(同29.9%増)、一戸建ては1万9,336戸(同10.6%増)と、ともに2年連続の増加となった。
なお、11年12月の新設住宅着工戸数は9,288戸(前年同月比▲11.7%)で、2ヵ月ぶりの減少。利用関係別でみると、持家は1,356戸(同▲24.5%)、貸家は3,536戸(同▲6.8%)。分譲住宅は4,386戸(同▲9.7%)で、うちマンションが2,753戸(同▲16.1%)、一戸建てが1,595戸(同3.4%増)となった。