（株）大京は8日、東芝エレベータ（株）と共同開発した蓄電装置搭載のマンション用エレベーターシステムを、同社のマンションに導入すると発表した。
停電等の非常時において利用者の不便を解消する目的で開発したもの。蓄電池から電力を供給することで、非常時にもエレベーターを約10時間、通常の速度で運行することができる。
設置対象物件は、50戸以上かつ10階以上のマンション。今後は、共用部の動力や照明への電力供給切り替え、さらには「ピークシフト」や「ピークカット」、太陽電池との組み合わせについても検証していく。