三井ホーム(株)は8日、非接触給電装置搭載の電気自動車を戸建住宅の充電装置として実用化していくため、(株)IHIと共同で開発に取り組むと発表した。
非接触給電とは、離れて置いた送電装置と受電装置の間で電力を伝えるもの。同装置を利用することで、ユーザーはケーブルを接続することなく電気自動車への充電が可能となり、利便性を高めることができる。
同社は今後、戸建住宅における宅内インフラの基準づくりや、HEMS制御等の分野で研究を行ない、自動車側からの送電・受電を含めた双方向の効率的な電力供給システムの開発につなげていく考え。