MIDリート投資法人(MID)は8日、保有3物件が(株)日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ Green Building認証」を取得したと発表した。
「DBJ Green Building認証」制度は、ビルの環境性能に加え、防災や防犯などを含め総合的に評価し、優れた不動産を選定・認証するもの。DBJ独自に開発したスコアリング結果に基づき、「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の4段階の評価ランクで認証する。
今回取得したのは「ツイン21」(大阪市中央区)、「松下IMPビル」(大阪市中央区)、「北浜MIDビル」(大阪市中央区)で、いずれも「シルバー」認証。
3物件とも、多くの環境・省エネ配慮の取り組みを推進しつつ、同時にテナントの利便性を向上させていることが評価された。「ツイン21」、「松下IMPビル」については、周辺地権者と共にCO2削減や、環境保全措置についての検討を行なうなど、温暖化対策にまちぐるみで取り組んでいる点も評価ポイントとなった。