三菱地所(株)は10日、同社が開発を進めている「麹町フロントビル」(東京都千代田区)が、三井住友銀行の「SMBC 環境配慮ビルディング評価融資制度」で“ゴールド=優れた環境への配慮がなされたビル”を、日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」で“Gold=極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビル”の格付けを取得したと発表した。
同物件は、同社出資の「メックビルディング特定目的会社」が麹町三丁目の食糧会館跡に建設している、地上10階地下1階建てのオフィスビル。
専有部・共用部の主照明にLED照明を採用することで、照明の効率性指標であるCEC/L削減率を50%以上とした点や、室内CO2濃度に応じて換気設備を適切に制御するシステムを導入。そのほか、開閉可能な窓の導入による空調負荷低減に配慮している点等が評価された。
竣工は2013年2月上旬の予定。