フロンティア不動産投資法人(FRI)は13日、2011年12月期決算を発表した。
当期(11年7月1日~12月31日)の営業収益は80億2,300万円(前期比2.8%増)、営業利益は40億7,900万円(同0.6%増)、経常利益は36億900万円(同▲0.4%)、当期純利益は36億800万円(同0.7%増)、1口当たりの分配金は1万8,599円となった。
ポートフォリオの質と収益性、安定性の維持向上に努めた結果、11年8月5日付で公表した業績予想を上回る分配金を達成。当期末時点の所有不動産は24物件、取得価格の合計は2,212億3,800万円となった。
ポートフォリオの賃貸状況については、イオンリテール(株)等の大手小売業者と中期的な契約を締結していることから、100%の稼働率を達成している。
次期については、営業収益80億円、営業利益40億1,800万円、経常利益35億7,100万円、当期純利益35億7,000万円、1口当たりの分配金は1万8,400円を見込んでいる。