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リーシング活動に注力し、平均稼働率93.8%に向上/JEI11年12月期決算

 ジャパンエクセレント投資法人(JEI)は14日、2011年12月期決算を発表した。

 当期(11年7月1日~12月31日)の営業収益は70億8,500万円(前期比▲3.4%)、営業利益は29億6,900万円(同▲7.8%)、経常利益は22億3,700万円(同▲5.3%)、当期純利益は22億3,600万円(同▲3.4%)、1口当たり分配金は1万1,854円(同▲146円)。

 当期は、PM会社やオフィスビル賃貸仲介会社との連携を密にとり、赤坂・川崎エリアの重点対応物件を中心にリーシング活動に取り組んだ結果、保有物件全体の稼働率は期中平均で92.5%から93.8%に向上。ビル管理・運営面では、収支改善が求められる物件を中心に、設備保守等の外注委託費の削減およびPM報酬の見直しを推進し、効率的なビル運営の実現に努めた。また、11年9~12月にかけ、「MID京橋ビル」(東京都中央区)など計4物件を取得した。

 次期は、営業収益76億4,200万円、営業利益32億7,400万円、経常利益23億6,400万円、当期純利益23億6,300万円、1口当たり分配金1万2,200円を見込んでいる。


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