東京都はこのほど、「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」を策定した。
近年、大規模住宅団地は、居住人口の減少や住民の高齢化、住宅や都市基盤の老朽化等、さまざまな問題に直面している。そこで都は、2011年6月、学識経験者等による「多摩ニュータウン大規模住宅団地問題検討委員会」を設置。まちの構造の検討、多様な需要に対応した住宅更新、高齢者や子育て世代などへの生活サービスの充実等について検討を重ね、再生の方向性や取組方法などをガイドラインとしてまとめたもの。
同ガイドラインでは、大規模住宅団地の再生に当たっては、地域のまちづくりの中心である地元自治体や住民、関係する主体が基本的な役割に基づき協働しながら検討を進める体制として「検討会議(円卓会議)」の設置が効果的であるとし、それぞれの基本的な役割分担や進め方のイメージを示している。
詳細は、東京都ホームページを参照。

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