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3月を安心安全強化月間に。丸の内で防災の各種企画を開催/三菱地所

 三菱地所は、東日本大震災から1年が経過する2012年3月を、「安心安全強化月間」として位置づけ、「安心・安全 丸の内『みんなの輪』」をテーマに、丸の内の防災に関する企画展、シンポジウム、訓練などを開催する。

 同社は、東京・丸の内において、地域全体でエリアマネジメントを行なっている強みを活かして、就業者や来街者の安全を確保する体制を構築。「安心・安全な街」は、同社単独でつくるのではなく、まちにかかわるすべての人が防災意識を高く持ち、皆で助け合う精神のもと、一つの輪になることで築き上げるものと考えている。

 スタート企画としては、丸ビル・マルキューブで、東京消防庁・丸の内消防署の協力のもと、日本の経済活動の中心である丸の内だからこそ求められる高いレベルの各種災害対策を展示するほか、一人ひとりが災害時において自分ができる活動を紙に書き出していくことで、「皆が一体となって安心・安全な街をつくりあげていく」コーナーを設ける。
 また、防災展示と合わせて、東京電力福島第一原子力発電所での放水活動に従事した東京消防庁ハイパーレスキュー隊隊長による講演も開催する。

 詳細は下記の通り。

■企画展
日時3月1~4日 11~20時
場所:丸ビル1階 マルキューブ
・起震車体験(3月1日)および地震動シミュレーター体験(3月3~4日)
・災害用トイレなど非常用資材の展示
・制震装置模型の展示、防災冊子の配布、東日本大震災時の東京消防庁の活動記録映像の放映など
その他イベントの詳細はホームページまで。


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