インヴィンシブル投資法人(INV)は22日、2011年12月期決算を発表した。
当期(11年7月1日~12月31日)は、営業収益22億200万円(前期比▲3.3%)、営業損失4億900万円(前期:営業利益8億円)、経常損失34億6,600万円(同:経常損失5,200万円)、当期純損失24億7,600万円(同:当期純損失13億800万円)、1口当たり分配金200円(前期比変動なし)。
11年7月29日付で、Calliope合同会社を主な割当先とする第3者割当による新投資口発行で約70億円を調達し新規の長期借り入れおよび既存借入金の返済または条件変更を実施。11年1月に生じた借入金の期限の利益喪失状況の解消など、同投資法人の経営課題だった財務体質の改善および成長戦略への回帰を目指すための基盤を構築した。当期は物件を取得せず、オフィスビル1棟(ニュー江戸橋ビル)を売却。当期末時点の稼働率は、95.0%(前期末:91.2%)となった。
次期は、営業収益21億7,600万円、営業利益8億300万円、経常利益3,300万円、当期純利益3,200万円、1口当たり分配金200円を見込んでいる。