不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住居系底地マーケットの開拓で事業領域を拡大/サンセイランディック

「事業領域を拡大していきたい」と語る(株)サンセイランディック代表取締役・松﨑隆司氏

 底地の仕入れおよび企画販売などを手掛ける(株)サンセイランディック(東京都千代田区、代表取締役:松﨑隆司氏)は22日、2011年12月期決算説明会を開催した。

 当期(11年1月1日~12月31日)の連結売上高は80億4,200万円(前年同期比8.5%増)、営業利益7億4,900万円(同14.5%増)、経常利益7億4,600万円(同38.4%増)、当期純利益4億4,400万円(同47.6%増)。

 不動産販売事業は、底地の販売件数が前年の259件から382件に増加したことにより底地の売り上げが増加。売上高68億8,600万円(同13.7%増)、営業利益は12億700万円(同9.9%増)となった。
 建築事業は、東日本大震災の発生に伴う顧客の購入見合わせや、建築資材の供給不足の影響を受け、注文住宅の建築請負件数が減少した結果、売上高11億9,500万円(同▲12.3%)となり、営業損失は3,300万円(前年同期:営業利益1,900万円)となった。

 会見で同社代表取締役・松﨑隆司氏は、「底地マーケットは117万世帯規模だが、われわれが取り扱う情報は年間700件程度とまだごく一部。今期は、まだ拡大の余地のある住居系の底地マーケットを開拓して、事業領域を拡大していきたい」などと述べた。

 次期は、連結売上高108億5,200万円、営業利益8億円、経常利益7億400万円、当期純利益3億9,400万円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年6月号

本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス ご購読はこちら