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リフォーム依頼先の選定、50歳代は「口コミ」を重視/フィアスホーム調査

 (株)LIXIL住宅研究所フィアスホームカンパニーは23日、ミセスへの「リフォーム」に関するアンケート調査を発表した。

 同社では、住まいの情報サイト「おうち*くらぶ」において、ミセスの意見を中心に生活に関する様々なテーマについての調査や分析を行なっており、今回の調査では、「リフォーム」をテーマにアンケートを実施。110名から回答を得た。

 これによると、「現在の住まいで困っていること」については、「窓の結露がひどい」(44件)、「家の中が寒い」(43件)、「収納が少ない」(36件)が上位を占めた。なお、4位に「耐震性が心配」(27%)といった、通常は女性はあまり関心がないと思われる項目がランクインしており、東日本大震災の影響が見て取れた。

 リフォームしたい場所については、「キッチン」(36件)、「水回り」(32件)、「断熱性能アップ」(32件)が上位となったが、築2~5年の場合では、「外構・庭」(34%)が1位となっており、新築時に建物に予算をかけたためめシンプルな外構にしていたものを、住みだしてから、自分好みの庭にしたい、という意向が見て取れる結果となった。

 リフォーム検討の際の情報入手先としては、「インターネット」(45%)、「建築(購入)時の住宅会社」(22%)という結果となったが、50歳代については、「口コミ」という回答が30%を占めた。


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