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オフィスビルに電気自動車の電力供給システムを導入、防災機能の拡充へ/住友不動産、日産自動車

電力供給システム「LEAF to Community」が導入される「住友不動産新宿グランドタワー」外観

 住友不動産(株)は28日、電気自動車「日産リーフ」の駆動用バッテリーを活用した電力供給システム「LEAF to Community」を、日産自動車(株)と共同企画し、昨年オープンした大規模複合開発プロジェクト「住友不動産新宿グランドタワー」(東京都新宿区)に3月より導入すると発表した。
 
 「LEAF to Community」は、施設のさらなる防災機能拡充を図るため、「日産リーフ」を災害時の補助電源として活用するもので、複合開発において導入されるのは国内初。
 多目的ホールの仮設照明、携帯電話の充電器、災害設備としての井戸ポンプ、浄水器への利用を想定しており、「日産リーフ」1台で、多目的ホールへ約42時間、災害用設備へ約8時間の電力供給がそれぞれ可能。また、駐車場に電力制御装置(PCS)を設置することにより、充電・給電を可能とした。


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