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関東住みたい街ランキング、大宮などターミナル駅の人気上昇/リクルート調査

 (株)リクルートは29日、不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」において、関東エリア(1都6県)の20~59歳の男女を対象に実施したアンケート調査結果「2012年度版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版」を公開した。1月中旬にインターネットで調査したもので、有効回答数は2,166。

 「住みたい街」総合では、トップが「吉祥寺」、2位以下が「横浜」、「自由が丘」、「鎌倉」となり4位まで前年度と同じ結果となった。続く5位は、8つの路線が集結するターミナル駅「大宮」で、前年度の10位から急上昇。駅周辺に百貨店、商業施設が充実し、通勤以外にも買い物や娯楽に便利な街として注目された結果が反映された。

 また、「20代シングル」、「共働きカップル」、「ファミリー」のライフスタイル別でも総合と同様、「吉祥寺」から「鎌倉」の人気が高い一方、「大宮」が上位(「20代シングル」で5位、「共働きカップル」「ファミリー」で6位)にランクイン。そのほか「品川」、「川崎」のランクインも見られ、同社は、共働き層の増加で通勤重視の志向が反映され、ターミナル駅の人気が総じて上昇する傾向と分析した。

 そのほかでは、「下北沢」、「中野」、「秋葉原」のような独特のカルチャーを持つ街の人気も上昇。街選びにもSNSと同様、「趣味・志向を共有できる仲間が作りやすい」などの地元コミュニティを重視するトレンドが生まれてきているとしている。

 詳細は、ホームページ参照。


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