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エリア放送を活用した独自の災害情報提供システムを構築/森ビル

エリア放送画面イメージ。(左)フルセグ画面、(右)ワンセグ画面

 森ビル(株)は、帰宅困難者や被災者への情報提供ツールとして、エリア放送を活用した災害情報提供システムを構築。9日、六本木ヒルズで実施する震災訓練において試験運用を実施する。

 エリア放送(フルセグ・ワンセグ)とは、六本木ヒルズの外構部、商業スペースなど、限定エリアで配信され、そのエリアに特化した情報を提供するもの。独自に与えられた周波数を利用するため、携帯電話やインターネット通信などと異なり、回線の混雑や断線などのトラブルがない。

 提供するのは、森ビル震災対策本部からのライブ放送や避難・救護案内などの六本木ヒルズ内施設情報、周辺の交通情報など。ワンセグ機能を持つ携帯電話、スマートフォン、館内に臨時設置するフルセグ対応モニターほか、インターネット通信を介してパソコンなどから閲覧できる。なお、情報は日本語と英語の二ヵ国語で配信する。


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