檜家ホールディングス傘下の(株)檜家不動産東京は、高復元制震システム「X WALL(エックスウォール)」を、3月以降分譲するすべての戸建住宅に標準装備していく。
同システムは、(株)アイ・エム・エー、(株)カナイと共同開発したもの。巨大地震の際発生する残留変形を最小限に抑えるため、特殊なバネにより復元を行なうもの。従来の耐力壁設計にプラスすることで、建物の残留変形損傷を50%以下に抑えることができる。また、壁倍率3.1倍相当の国土交通大臣認定を取得し、制震システムでも耐震等級の向上と、長期優良住宅設計を円滑に進めることができる。
全棟に同システムを標準化することで、コストアップの影響を与えずに提供できる体制を構築した。