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東京・淡路町の大規模マンション「ワテラスタワーレジデンス」完売/安田不動産他

「ワテラスタワーレジデンス」外観

 安田不動産(株)と東急不動産(株)、東京建物(株)は5日、共同で開発を進めていた分譲マンション「ワテラスタワーレジデンス」(東京都千代田区、総戸数333戸)の全戸完売を発表した。

 同プロジェクトは淡路町二丁目西部地区第一種市街地再開発事業として開発が進められているもの。東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅歩行者通路直結徒歩3分、JR「御茶ノ水」駅徒歩4分という交通利便性の高い立地で、建物は地下3階地上41階建て。
 2011年5月21日のモデルルームをオープン以来資料請求7,478件、モデルルーム来場者1,584組という高い反響を得ている。

 販売価格は5,580万~3億円。最多価格帯は9,000万円台(55戸)、平均価格1億179万円の中で3割を超える93戸が1億円超となり、最高額住戸は3億円(2戸)であった。
 申込者は、40歳台が最多で約31%、30歳台は約24%を占め、周辺に大学病院が多くあること等から、医療関係者や教育関係者が高い比率を占めた。

 同社では、交通利便性や教育・医療施設の充実のほか、敷地内に建物内からアクセス可能なスーパーや商業施設が設けられていること、タワー20階以上が住宅となることから全住戸において開放感のある眺望を楽しめること等が評価された、としている。


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